2023.06.16
社長が見つけた“古き良きもの”、“ずぅ~っと在り続けるもの”
女神のお社(やしろ)
キュービックホーム社長の久文です。
つい先日、松江市の神魂神社(かもすじんじゃ)さんにお参りしてまいりました。
神魂神社さんは、イザナミノミコトさまとイザナギノミコトさまをおまつりする古社で
ご案内の縁起に曰く、こちらのお社の建立は今を去ること700年の昔、1346年のこと!
出雲大社さんの建築様式に則った最古の大社造りの建造物で
国宝に指定されていらっしゃるとのことですが、実は、
出雲大社さんのお社とは決定的に異なる部分があるんですね。
それが、千木(ちぎ)といわれる屋根の棟に立てられたX字状の部材の先端部分、
こちらの神魂神社さんではこの部分が地面と水平に仕上げられている女千木(めちぎ)、
一方、出雲大社さんではこの部分が地面と垂直に仕上げられている男千木(おちぎ)なんですね。
この仕上げ方の違いは、一般的には主祭神が女神であれば水平仕上げの女千木、
主祭神が男神であれば垂直仕上げの男千木となっているとのこと。(例外もあるようです。)
ということで男神である大国主命さまを主祭神とする出雲大社さんではこの部分が垂直となり、
女神であるイザナミノミコトさまを主祭神とする神魂神社さんではこの部分が水平となっているとのことでした。
(‘◇’)ゞ へぇ~…