時の神さまは…
キュービックホーム 久文です。
博多から名古屋への移動日となったこの日、
以前からぜひ一度!と思っていた徳川家康公ご誕生の地、
岡崎城をご訪問させていただきました。
昔々その昔、この平和の国、日本にも、
肉親が争い、友とは相反し、主従の裏切りは当たり前!
…という殺伐とした時代がありました。
それは、そう、1467年の応仁の乱(おうにんのらん)に始まり、
1603年の江戸幕府開闢(かいびゃく:世の中の始まり)に終わる
140年余りの期間、いわゆる戦国時代を言うのですが、
その終焉(しゅうえん:末期のこと)にあたり、
時の神さまは、個性あふれる3人の武将をこの世に送り出し、
3人それぞれに波乱万丈のドラマを与えたあと、
一番ジミで、一番人気なく(?)、そして一番辛酸を舐め尽くしたこの武将に
300年にも及ぶ天下太平の歴史を委ねたのでありました。
その武将とは、そう、この銅像のお方、徳川家康公であります。
家康公は、この写真の地、岡崎城に城主の子として生まれるものの、
祖父、実父とも部下に殺されるというあまりにも過酷な宿命を背負い、
自らも人質として売り買いされ、交渉のカードとしても使われるという
屈辱の幼年期から青少年期を経て、
桶狭間の戦いという、時のいたずら(?)を機にオモテ舞台に登場するや、
時々の主役であった織田信長や豊臣秀吉から、
それこそハンパない試練や仕打ちを課せられながらも、
それに耐え忍び、生き抜き、
結果、両公の自爆(?)によって、
天下人という選ばれし英雄になられたのでありました。
世の辛酸を舐め尽くした先にあった天下人という大役…
家康公は、その地位に上られてから後、
この天守から、平和が叶った自らの所領を眺め、
自らの不遇の時代を支えてくれた
譜代の家臣や民に、いかなる思いをはせられたのでしょうか…
(。-`ω-) … う~ん…
時の神さまは、どうやら、そう、
打たれ強く我慢強い人が、お好きなようであります。 (;^ω^) はい
キュービックホーム 久文