丁張りって・・・?
こんにちは、キュービックホームの河原(ごうばら)です。
山陰も梅雨に入り、みなさんどうお過ごしですか?
じめじめと暑いですね。
今回は、丁張り(遣り方)について紹介したいと思います。
丁張り(遣り方)・ちょうはり(やりかた)とは、『建物を建てるために施工する、基準となる仮設工作物』です。
具体的には、『建物の水平方向の高さ』と『建物の配置』『壁・柱の位置』を規定します。
① まずは地縄を張って、建物の配置を確定します。
丁張りはこの地縄(建てる建物の外周)より一回り大きく掛けます。
② 木杭を打ち込み、次に高さの基準を決めます。
貫(ぬき)と呼ぶ薄板の高さを『GL(設計地盤面)から〇〇mm上り、またはFL(床面高さ)から〇〇mm下がり』というように設定し水平に留めます。
主に基礎を施工するためのものなので、貫は基礎より少し高めに設置します。
斜めに筋違いで水平・垂直の基準が動かないように固定します。
③ 次に縦方向の墨出し(しるしを付けること)をします。
建物の芯(中心線)のほか、基礎の大きさを記します。
縦横のラインが直角に交わるようにする矩出しが大切です。
④ 印をつけた箇所に水糸(水平に張る細い糸)を張って施工位置・高さの基準とします。
建物外周に張った水糸の交点(四角形)の対角を測り、直角を確認します。
つまり、対角の長さが同じだったら直角だということです。
このような手順で丁張り作業を行います。
基礎そしてその上に建つ建物は、この丁張りが基準になります。
丁張りが間違っていると、建物も間違ってつくられることになるので、まず現場監督が気を遣う部分です。
このように日々、いいお家が完成するように気を遣い真剣に作業を行っています。
休日には、こんなところへ行ってきました。 いい景色でしたよ。
(以下引用)
7年間の着工を経て、総工費149億円をかけて2000年11月3日に開通した、山口県下関市と豊北町角島間の海士ヶ瀬戸に架かる角島大橋。
離島に架かる橋のうち、無料で渡れる一般道路として日本屈指の長さ(1,780m)を誇り(2005年に沖縄県の古宇利大橋が記録更新)
また、橋脚の高さを押さえて、周囲の景観に配慮した構造が自然景観保護の観点から評価され、
2003年に「土木学会デザイン賞2003」の優秀賞を受賞しました。
エメラルドグリーンの海をまたぎ、景観と調和した雄姿は、
西長門海岸地域随一の景勝地として、山口県の新たな観光スポットに。
現在では数多くのテレビCMやロケ地として採用されています。
キュービックホーム 河原
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