カビ、ダニ、シロアリ
キュービックホームの業務統括 青木です。
シックライフシリーズの最終回、第5回目です。
カビ
カビの繁殖条件は・・・
水分以外は常に満たされていて、水分さえ繁殖に適していればカビは繁殖します。
前回、結露について説明しましたが、カビは湿度の高い環境を好むことから、
結露対策と同じように水蒸気の発生を抑え、家の中の温度差を少なくして、
換気による空気の循環を作り出すことが重要となります。
カビ対策
- 十分な断熱を施し、躯体結露を防止する。
- 冬期窓面の結露水をできるだけ早く拭き取る
- 十分な換気を行い、室内の高温多湿を防止する
- こまめな清掃によりカビの栄養源となるハウスダストを除去する
- 浴室の換気を徹底的に行う
- 掃除機やエアコンのフィルターを定期的に掃除する。
→写真:通柱の腐食と内壁裏面のカビ
構造材の縮みによる内部結露被害例
※床下の他にも、壁や柱が傷むと耐久性に影響する。
※構造材が縮んだために壁に湿気が入り込み、断熱材にカビが繁殖してしまう。
※腐朽菌も繁殖することによって、柱や壁の木の部分も腐食する。
ダニ
次にダニですが、カビの繁殖条件とよくにていて、
ダニは温度25℃~30℃、湿度70%の環境で繁殖しやすくなりますので、
やはり湿度を抑えることが重要になります。
加えて、餌となる人のフケや食品、埃などを減らし、
室内を清潔に保つためにこまめな掃除が欠かせません。
- 湿度を下げる
- 餌を減らす
- 日常生活用品の手入れ
シロアリ
最後のシロアリですが、シロアリも多湿を好みます。
だから、結露は大敵です。
シロアリ対策としては、防蟻剤という薬品を散布していますが、これは化学物質です。
防蟻剤の使用をできるだけ控えるには、定期的な点検が必要となります。
また、防蟻剤の効果も概ね5~10年ぐらいですので、定期点検は重要です。
キュービックホームでは、セントリコンというシロアリ対策を提案しています。
これは、家屋の周辺にポットを埋め込み、
そこにシロアリを誘因することにより、住宅環境を点検し、対策する仕組みです。
住まいと環境を、ずっと守る。薬をまかない、シロアリ防除です。
シックライフは、小さなお子様がいらっしゃる家庭は、特に気になるもの。
家族で、アレルギーやアトピーがある方がいればやはり気になります…
キュービックホームは、無垢の床材や塗り壁等の自然素材を中心に使用しており、
シックライフへの対応を行っています!
お客様のなかには、ひどい花粉症に悩まされていた人が、
新築後、花粉症から開放されたと、うれしい報告もいただいています!
キュービックホームは、これからも
シックハウス対策に取り組んでいきます(*^_^*)
NEXT⇒木曜『Funny』の更新 お楽しみに♪