水盛り遣り方とは・・・
こんにちは QBIC HOME 工務部の高木です。
今回は、縄張り後の「水盛り遣り方(ミズモリヤリカタ)」をご説明します。
水盛り遣り方は縄張りで確認頂いた通りの建物の位置・高さを施工する為の大事な工事です。
水盛り→水平の印をつけること
遣り方→建物を建てる場所の周りにめぐらす板と杭のこと
最初に建物の外周よりも一回り大きい 位置に杭を十分打ち込みます。
その杭に高さの基準を決めレベル(水平を 出す測量機械)を使用して墨をだします。
*高さの基準は「GL(設計地盤面)」を道路天端、 隣地地盤等より設定する。
通常はGLより基礎天端+100~150mm 上がりに出します。
(主に基礎工事を施工する際、基礎型枠に当たらないようにするため)
墨に貫板の上端を合わせて固定し、水平・垂直の基準が動かないように筋違を入れます。
建物の真墨は地縄にならい、境界等からの 距離を再確認して
一辺と基点を決めて大矩を貫に出します。
矩はトランシット(直角を出す測量機械)を使うことが多いです。
2方向の建物の位置の墨は正確に貫に出し、テープ等を使い建物の寸法を記します。
建物外周部の印を付けた箇所に水糸を張り四角形の交点が建物の位置で間違い無いか
再確認を行い、対角を測り同じ長さならば 直角だということになります。
*対角の長さは、縄張りの時にも使う ピタゴラスの定理 C=√a2+b2 ですね!!
水盛り遣り方を間違えると、建物も間違って作られる事になるので正確な作業を要求されます。
梅 雨 の 時 期
体調管理に十分注意しましょう!!
無事成長しますように !!! (^^)/
祝 令和元年ホーランエンヤ 今度は10年後に !!!!!
QBIC HOME 高木
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