2019.11.23
キュービックホームの考えていること(社長の思い)
神等去出祭(からさでさい)
久文です。
旧暦10月は、全国的には、神無月(かんなづき)
けれど出雲では、神在月(かみありづき)と呼ばれています。
これは、旧暦10月17日~26日までの間、全国の神々が出雲に集結され、
神議(かみはかり:翌年の様々な取り決めごとを協議される神々のお話し合い)を行われるため、
出雲以外の地では、神様が不在になられるからだと古来よりいわれております。
全国からお集まりになられた八百万(やおよろず)の神々は、
出雲大社や佐太神社といった出雲の国の各地の神社で神議の後、
こちらの 万九千神社(まんくせんじんじゃ)にお集まりになられ、
直会(なおらい:仕上げの宴会)を行われた後、
翌未明に全国各地に向かって帰路につかれるとか…
ということで、本日は神去出祭が行われる同社に参拝して参りました。
写真には、神々の旅立ちを前に、祭場、祭員、参列者はもとより、
神々と人々の前途にまつわる全てのモノ、コトを清々しく祓い清める
湯立神事(ゆたてしんじ)の場が設営されております。
そして、こちらは、ご祈祷の御印でいただきました数々の品
御札(おふだ)に、幣串(へいぐし)に、御洗米(おせんまい)
そして御神酒(おみき)の清酒と梅酒、
そしてそして…、写真中央の細い枝は…
出雲からのお立ちの時が来たことを神々に奉告する
「神等去出神事」(からさでしんじ)で、
宮司さまがお使いになられる 梅の小枝…
(*^▽^*) いやぁ~…参拝させていただき、とっても良かったです。
八百万の神々に拝 m(_ _)m