父の山(後編)
…ということで、林道の終点から見上げる山は
斜度45度超!は確実な急斜面
そこにビッシリと生い茂る笹や
樹々をつかみながら、かき分けながら
自らの体重と安定しない杭の重さに耐えながら必死に登っていきます。
正直、3分で来たことを後悔し、10分で死が頭をかすめましたが、
ただただ必死に、久文家の名誉を守るためおじさんたちの後を追いかけ、
ゾンビのごとく上を目指して登り続けること約2時間
(=゚ω゚)ノ おおっ、あれって・・・!?
(T_T) うん、鉄塔だよ!
(≧▽≦) やったぁ~…!
やっと頂上の鉄塔の一部が見えてきました。
(;´Д`) あ~~~ あど、あど、ずごしで、だどりづけるぅ~…
エネルギー切れ寸前、ズダボロ状態の私であります。
…ということで時間はちょうど正午となり、
(*^▽^*)/ いよいよ昼食だぁ~…♫
と思いきや…休憩してわずか3分、
「さあ、出発するでぇ~!」の声が聞こえ、
(・.・;) え・え~っ!
(ToT)/~~~ ひ・ 昼メシじゃないのぉ~?
ヾ(≧▽≦)ノ えぇ~…
と、暴れたい気持ちでしたが、
みなさんはそんなお気持ちなど微塵もないようで、
粛々と別の尾根を下って行かれます。
(‘◇’)ゞ あ、あのぉ~…昼メシはぁ~…?
とは、間違っても切り出せない雰囲気に、
(T_T) いやぁ~…下りは、楽でいいわぁ~…
と、半ばあきらめ、半ばたそがれ、していると、
尾根は急激に角度を増し
気を抜くと一挙に転げ落ちるような緊張の下山行に!
(^_^;) いやぁ~…ホントに鍛えてもらいました。
( さらに3時間が経過・・・ )
ただいま15時、
(;´Д`) ふぅ~・・・終わりましたぁ~…
今をさること40年前に父が自らの力で買った山、
その山を全身全霊で満喫(?)でき、
さらには、その購入に係わるおやっさんらしいエピソードも、
・・・元の地主さんの息子さんから
サプライズで伺うこともできた今回の頓原行は、
私にとってかけがえのない一日となりました。
おやっさん、・・・ありがとう!
私は、あなたの息子に生れて、
本当に良かった!です。
(*^▽^*) はい