2022.05.27
社長が見つけた“古き良きもの”、“ずぅ~っと在り続けるもの”
金持神社さん(後編)
キュービックホーム社長の久文です。
前編の終わりに登場した出雲街道とは、古くは出雲国府と畿内を結ぶ官道を言い
特に出雲では鉄が大量に産出されていたことから
その鉄を当時の中央へと運ぶ重要な役割を担っていたとか、
また、これと直接のつながりではありませんが、根雨と坂井原の間、
出雲街道に沿った金持神社の周辺地域にも実は三つの鉄山があり、
鉄=金(金物)と見立てこの地域を金持(かなもち)と言うようになり、
それが略されて「かもち」となったとか・・・
(^▽^;) いやぁ~… 今回は金持神社さんのご紹介のはずが、
何やら収拾のつかない展開となってしまいましたが、
移動手段が、歩くか馬かしかなかった昔であっても、
採掘の道具が、鑿(のみ)と槌(つち)しかなかった昔であっても、
古の先人たちは資源の開発を意欲的に行い、はるか彼方の都に近い地域との交易を行い、
結果として鄙(ひな:いなか)に稀なる豪族を育ててきたという史実には
大いなる歴史のロマンを感じざるをえない私でありました。
(-ω-) はい