2022.06.05
社長が見つけた“古き良きもの”、“ずぅ~っと在り続けるもの”
神話と暮らす国
キュービックホーム社長の久文です。
ここ最近、朝のウオーキングを日課としている私、
この日は昇る朝日を背に受けて、歩くこと約18分(約1.5㎞)で
神戸川の河口から2番目の大橋、新崎屋橋(しんさきやばし)に到着!
橋の上に立ち、ゆったりと河口に目をやれば、薄紫色の空を背負った北山のシルエットが…
そして、今度はふり返って上流側を見れば
長浜神社さんが鎮座ましますこんもりと茂った妙見山(みょうけんさん)が、
そして、その先、南山山脈のはるか向こうには三瓶山(さんべさん)が見えるのでありました。
昔々その昔、神代の昔の出雲神話に出てくる国引きの神話では、
細長い出雲の国を何とか大きくしようと考えられた剛力の神様、
八束水臣津野命(やつかみずおみつのみこと)様が
朝鮮半島の一部を切り取り、「国来、国来(くにこ、くにこ)」と引寄せられたのが
八穂米支豆支(やほしねきずき:杵築)の御埼、そう現在の日御碕から大社町の地域であり、
その地が流されないように打った杭が佐比賣山(さひめやま)、そう現在の三瓶山であり、
引かれた時の綱が、薗の長浜(そののながはま)となったのだとか・・・
ということで、今回のブログとこの神話を地図上に落とすと・・・
上の〇エリアが朝鮮半島から引っ張ってこられた日御碕から大社町にかけてのエリア、
その下の小さな星印が私が立っている橋の上、
その下の小さな〇エリアが、八束水臣津命様が祀られる長浜神社さん、
そして、一番下の〇エリアには三瓶山があり、
国引きの神話とものの見事に一致するその配置には、
私が暮らす この出雲という地が、
神代の昔からの 今も変わらぬ出雲の国であることを物語っているのでありました。