住宅ローン金利が上昇すると・・・
皆さん、💰住宅ローン💰のこと気になりますよね❓
現在、住宅ローンの金利が最低水準であるという認識は皆様が持っていらっしゃいますが、
「今後、金利はあがりますか?」と聞かれることも増えてきました。
その場合、「上がるかも知れませんが、大幅な金利の上昇はないでしょう。」としか、お答えしようがありません😥
住宅ローンを初めとした長期金利は、10年国債の利回りが指標となります。
昨年の日銀によるマイナス金利政策により10年国債は最低マイナス0.3%まで下がりました❗
その後、トランプ政権による積極財政への期待から一時0.1%を超え、現在は0.045%前後で推移しています。
10年国債の利回り推移(平成27年より 月末ベース 財務省HP資料を加工)
ここ最近では、今年年初にフラット35が一部利上げしました。
また、4月からメガバンクの一部が住宅ローンの利上げを行いました。
一方、日銀は、国債買い取りのオペ予告や指値オペ、無制限購入アナウンスまで実施し、金利の上昇を抑えています。
また、日銀は、利上げの条件として、物価上場率の実績値が安定的に2%を超えるまで資金供給量を減らさない、
と発言しており、現状のインフレ率が0.3%程度、まして、今後消費税も上がる環境では、長期金利の可能性はかなり低いとは思います。
ただし、一方で、マイナス金利の影響で各地方銀行の収益は大幅に低下しており、
各金融機関の経営施策によって若干の金利状況もあるかも知れません。
また、国債は、日本政府の借金であり、いまや日本政府の借金はほとんどが日銀が引き受けている状況です。
2016年度末の日銀の国債保有高は400兆円を突破したとのこと。(2017.4.1付日本経済新聞)
この政策がいつまで続くのか不安視しているアナリストも多く、
今後、この点が今後大きな経済波乱要因になるかも知れません😐☁
(キュービックホームのセミナー)住まいづくり講座✍でも、お伝えしていますが、先々の変化が激しい分、
住宅ローンは長期間、全期間固定金利で借りて、都度の一部返済等はせずに、
余力はできるだけ預金をためていくのがいいのかも知れませんね💡
キュービックホーム 青木
NEXT⇒木曜『Funny♪』お楽しみに🌠