『高気密』と『高断熱』
住宅の性能のことを考えると、必ずチェックしておきたい数値があります☝✨
⭐1つ目は、「C値(すき間相当面積)」
これは、「気密性」をはかるモノサシであり、文字どおり、その家にどれくらいのスキマがあるかを示す数値で、
住居全体のスキマ面積(平方センチメートル:㎠)を延床面積(平方メートル、㎡)で割ることで計算できます。
C値 |
= |
家全体のすき間の合計(㎠) |
建物の延床面積(㎡) |
||
値が小さいほど、「すき間が少ない=機密性が高い」 |
「C値」は、個々の住宅の気密性が現場の施工精度の影響を受けるため、実際に1軒1軒測定する必要があります。
キュービックホームでは、全棟測定し、C値は0.9以下でないと次の工程に進みません❗
過去C値0.4を出した現場の某Y棟梁は、「これ以下はだせないだろう」と言って、
今でも胸を張っています👏✨
⭐2つ目に、「Q値(熱損失係数)」
これは、「高断熱」を図るモノサシで、住宅全体から逃げる熱量を床面積で割った数値で、
室内と室外の温度差が1℃のときに、床面積1㎡あたりで1時間にどれくらいの熱量が逃げるか(W/㎡K)を表しています。
Q値は、設計図から算出することとなります。
しかし、実際の測定ができないので、実際の施工精度によってバラツキが生じてきます。
したがって、実際に測定するC値でいい値がでていれば施工品質も安心かもしれません。
キュービックホームでは、Q値は、1.9以下としています。
Q値 |
= |
建物から逃げる熱量(W/K) |
建物の延床面積(㎡) |
||
値が小さいほど、「冷暖房した空気を逃がしにくい=断熱性が高い」 |
「高気密」「高断熱」の家のメリットは、
- 冷暖房費が抑えられる省エネ住宅であり、家計の電気代の節約に大きな効果があります。
- また、家じゅうの温度差がなくなりますので、「ヒートショック(温度差で心臓に負担が生じ、心筋梗塞や脳血管障害を引き起こす)」や「コールドドラフト(暖房をつけながら足下だけが寒い等から体調を崩す)」を抑制し、健康的な生活を送れる。
- 温度差から発生する結露の発生が抑制、家の劣化を促進する壁内結露が生じにくくなり、家が長持ちする。
- カビやダニが発生しにくい。
- 外部からの花粉やPM2.5等の侵入を防止
- 防音効果も高い。
などがありますが、なんといっても、家の資産価値が維持できます✨🏡✨
昔は、家は消耗品であり、家の寿命30年、古くなったら建て替えるといった考えでした。
しかし、近年は、家は、何世代にもわたって長く住み続けることであり、
資産としての価値を維持していく流れにあります。
資産価値を維持していくためには、「高気密」「高断熱」はチェックする重要なポイントです☝🌟
キュービックホーム 青木
NEXT⇒木曜『Funny』の更新! お楽しみに♪