結露
キュービックホームの業務統括 青木です
シックライフシリーズ第4回目です。
今回は、結露についてです。
結露は木材を腐らせ、ボロボロにします。
また、湿った木には、シロアリが発生する。
また、カビやダニも発生してアレルギーの原因になります。
結露を引き起こす要因は、家の構造にも原因がありますが、
住む人の生活習慣にも影響します。
まず、構造的な結露の抑制は、やはり、機密性を高くすることです。
結露は温度差で発生します。隙間があれば、隙間風が入ってきて、
温度差が生じますので、結露が発生してしまいます。
特に、壁の中の結露は日ごろ見えないので、
壁をはがすことがあればびっくりすることになります。
また、室内の温度差を無くすことも重要。
暖かい部屋と冷たい部屋があれば、
戸をあけたときに温度差による結露が発生することとなります。
換気システムがあれば、空気が循環していますから、
温度差を無くすことができます。
また、湿った空気が1箇所でよどむことないから、そこにカビが発生することも防げます。
次に生活習慣面では・・・
- 水蒸気の発生減を減らすこと。
室内に過剰に水蒸気が発生したら、構造面で対策されていても、限界があります。
そのため、洗濯物を室内に干すときは換気や温度差に注意する。
- 室内を適温に保つこと。
室内での適温の目安は、
冬は20℃~23℃、夏は25℃~28℃。
空調により、一部の部屋を過剰に室温を上げすぎたり、
下げすぎたりしないようにする。
- 暖房器具。
開放型の石油ストーブは、
燃焼した灯油の約倍の水蒸気を発生させます。
- 除湿機の利用。除湿機やクーラーの除湿機能を使う。
- 通気性の確保。
タンスなどの家具の裏側は、
空気がよどみやすいので壁との間をあけて通気性を高めておく。
などです。
キュービックホームの家では、
エアコン1台で全室の空調ができる家もあります。
エアコン1台だけ(設定温度22℃)のパッシブ冷暖システムで
中間温度 22.35 ℃からの各所の温度ムラは、プラスマイナス 1.15℃、
NEXT⇒木曜『Funny』の更新 お楽しみに