2019.02.09
お家づくり
無垢材の傷
キュービックホームの宇京です。
去年は大雪に見舞われた冬でした。
今年は暖冬とのことですが、それでも寒いものは寒いです。
お風邪など召されませんようご自愛ください。
今回は我が家の床を紹介します。
入社のずっと前に建てたもので、当社の工事ではありませんが、 たまたまフローリング材が当社仕様と同様の松材です。
運命を感じます(笑)
さすがに15年近くもたつと、いい感じにアメ色になってきました。
無垢の木材なので、傷もついたり汚れの跡も残っています。
一般的にフローリング材というと複合フローリングを指すことが多いです。
複合フローリングとは、 ベニヤ板に薄く削いだ天然木を化粧材として貼りつけたものを言います。
あとは傷や汚れが付きにくくするために、表面に塗装や加工を施しています。
そういった面では便利ではありますが、 水をはじくので足の裏がペタペタした感触になったり、 冷たく感じるように思います。
無垢フローリングの良さを感じられるのは裸足で歩いた時。
足の裏の湿気をすぐに吸ってサラサラにしてくれます。
柔らかく、温かみのある感触は複合フローリングにはありません。
見学会でお客様をご案内する時に説明はできますが、 靴下を履いていただいているので、 体験していただけないのが何とももどかしい…。
最近になって少し大きくなった子供達に
「この凹みはお前が小さい時に箱ごと転んだ時の傷だ」とか、
「ジュースと間違って飲もうとしてこぼした油のシミだ」とか、
思い出話をする機会が多くなりました。
その傷やシミの一つ一つが暮らしの記憶であり、 家族の年輪のように思えてきました。
子供の成長を刻んだ柱の傷のように。
キュービックホーム 宇京
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