暖かい部屋の大切さ
こんにちは。
キュービックホーム山本です。
いよいよ今年も終わりますね。この一年は年明けから地震から始まり豪雨災害に土砂崩れ、さらには記録的な酷暑があったりと自然災害や環境変化においてもさまざまなことがありましたね。
何事もなく普通に暮らせることのありがたみを実感した一年でした😊
さて、少し前になりますが情報番組で冬の時期に起こる住宅等における死亡増加率と住宅の室温の関連性について番組を見ました。
大学の研究と調査を基にしたデータを紹介していました。
内容としては都道府県別の冬季の室温と死亡増加率の比較というものでした。
その中で、冬の在宅中の平均リビング室温が一番高いは北海道との事でした。
これは、在宅中は常に暖房を可動させていることに加えて住宅自体の断熱性能も他の地域に比べ高めに設計されているからということだそうです。
次いで新潟県など比較的寒い地域の方が暖房稼働率も高くそれに伴い平均室温も高い傾向にあるようです。
それに比べ一番低いのは香川県次いで福島県などで比較的暖かい地域や中間の地域の方が暖房の稼働率が低いせいか平均室温も低いようです。細かい数値は割愛しますが、全体的に20℃~13℃程度のようで、約7℃程度の平均温度差があるようです。
これと比較して冬季の死亡増加率はというと、最も増加率が高いのは栃木県次いで茨城県となり香川県やお隣の愛媛県も増加率は高めという結果で、対して一番低いのは北海道次いで青森県、沖縄県などとなります。
暖かい沖縄県は別として暖房稼働率が高く室温が高いところの方が死亡増加率も低いようです。
数値的には増加率が25%から10%程度と2倍以上の差があるようです。
このことから、屋外と屋内は仕方ないとして家の中の室温を暖かく保つこと、それと近年よく言われているヒートショックを防ぐため各部屋ごとの温度差を少なくすることで健康に過ごせるとも説明がありました。
WHO(世界保健機関)は冬の室温は最低でも18℃以上に保つことを強く勧告しているようです。
推奨や呼びかけではなく勧告です。ただ実際の調査結果は全国の約9割は平均室温が18℃未満だったそうです。
私もそうですが高血圧などの持病がある方や予備軍の方は特に注意が必要です。
最近は電気代やガス・灯油の価格上昇もあり光熱費を気にして暖房を控えがちですが健康のことも考えてなるべく適温で過ごしましょう。
キュービックホームでは断熱材やサッシを断熱性能の高いものを採用して断熱等級6を標準仕様とした住宅を準備しております。
新築だけでなく既築の断熱リフォームも対応いたしますので、お住まいのご相談にお気軽にお越しください。